Ceviche セビーチェの作り方
暑くなってくると、とても食べたくなる物の一つに、Ceviche セビーチェがあります。
セビーチェとは、魚介類のマリネで、私が幼児期を過ごしたペルーで食べていた、今でも大好きな前菜の一つです。
昨年の5月に、雑司ヶ谷にある素敵なタンゴバー「エル・チョクロ」で、映画「ソウル・キッチン」ならぬ、「タンゴ・キッチン」という、出演者による手作り料理と演奏という企画をやらせて頂き、その際にも、このセビーチェを作りました。20人分というと、5、6人分作るのとは訳が違い、レモンを20個絞ったり、他にも作ったワカモレのための30個分のアボカドの皮をむいたりと体力的にも大変でしたが、皆さんに召し上がって頂いた時の笑顔を見た瞬間、疲れもいっぺんに吹き飛んでしまいました。
ということで、今回は、とても簡単で美味しい、夏の前菜としてお薦めのセビーチェの作り方をご紹介します。
材料(6人分)
A
マグロ(又はお刺身用魚 500g)
あさり(12個)
小エビ(12匹)
タコ又はイカ(200g 小さくぶつ切り)
タマネギ(1個 スライス 水にさらす)
B
レモン(4、5個 絞る)
ニンニク(小2個 すりおろす)
セロリ(1本分小口切り)
シラントロ=パクチー=香菜(1本 みじん切り)
* パクチーは、スペイン語でシラントロ cilantro と言います。
1)魚とタコは小さく切り、エビはからをとり、アサリはさっとゆでる
2)タマネギは薄切りにして、水に30分程さらす
3)AをBと混ぜ合わせ、一時間以上(一晩でもOK)冷蔵庫でつけ込んでおく
4) 冷蔵庫から取り出し、水を切ったタマネギ、シラントロと混ぜて、盛る
お刺身で食べられる魚介類であれば、基本的に何でもOK. ちなみに「タンゴ・キッチン」では、ピスコサワー(ペルーの強めのお酒)と一緒にお出ししましたが、キーンと冷えた白ワインやシャンパンとも相性抜群です。
暑くなってくるこの時期、是非お試しを☆